「海外に届けるには、まだ早い」。そう考えて、一歩を先延ばしにしている担い手の方は少なくないはずです。この記事では、七十二候「菊花開」を手がかりに、届けるタイミングの考え方を整理します。結論は、準備が完全に整う日を待たなくても、まず相談から始められるということです。相談したからといって、加盟を決める必要もありません。
1. いま何が起きているか
十月十三日ごろから、七十二候は寒露の次候「菊花開(きくのはな ひらく)」に入ります。菊が花をつける頃、という意味です。多くの草花が終わっていくなかで、菊は晩秋まで咲き続けます。
花には、咲く時期がそれぞれあります。同じ秋でも、早く咲く菊もあれば、遅れて咲く菊もあります。作り手の歩みも、同じように揃ってはいません。
一方で、「腕がまだ足りない」「作品の数が揃っていない」と感じて、海外への一歩を見送る方もいます。その「まだ」は、自分ひとりの基準で決めたものではないでしょうか。
2. どう考え、どう動くか
届けるタイミングは、自分の基準だけで決めなくて大丈夫です。次の四点を、整理の手がかりにしてください。
- 「まだ早い」と感じる理由を、書き出してみる
- 理由のうち、自分で解決する必要があるものとないものを分ける
- 解決しなくてよいものは、任せられるかどうか確かめる
- 決める前に、話を聞くだけの時間をとる
撮影や翻訳のように、ほかの人と分けられる実務は少なくありません。分けられるものを分けると、「まだ」の中身が小さくなることがあります。
3. 富結 TOMIYUIの立場
富結(とみゆい)TOMIYUIは、国内の作り手の方が海外に作品を届けるための、加盟型の仕組みです。作品を預ける必要はなく、前もっていただく費用もありません。これまでの取引先とのお付き合いも、そのまま続けていただけます。「まだ早い」と感じている段階でも、まずはお話を聞いてみてください。
4. よくある質問(FAQ)
Q1. 菊花開は、いつごろの季節ですか?
七十二候のひとつで、寒露の次候です。例年は十月十三日ごろから十七日ごろにあたり、「きくのはな ひらく」と読みます。
Q2. 海外に出すのは、まだ早いと感じています。それでも相談できますか?
加盟を決めていない段階でも、相談できます。まずは話を聞くところから始められます。
Q3. これまでの取引先とは、どうなりますか?
非独占のため、これまでの取引先とのお付き合いを手放す必要はありません。
