雨が続くと、外の作業や乾燥の工程が止まり、手が空く日があります。そういう日に限って、来年の販路や作品の値段のことが頭から離れない、という方は少なくないと思います。この記事では、七十二候の季節の動きと、考えごとを整理する小さな進め方をまとめます。結論は、答えを急がず、話す相手をひとり持っておくことです。
1. いま何が起きているか
秋が深まると、雨の日が増えます。七十二候では、霜降の頃に「霎時施(こさめときどきふる)」という、小雨がときどき降る時期があります。
屋外での作業や、湿りに敏感な素材の扱いは、雨の日に止まりやすくなります。竹、木、紙、糸などを扱う担い手にとって、雨は仕事の段取りを組み替える合図でもあります。
手が空いた時間は、ありがたい反面、考えごとが増える時間でもあります。来年の販路、作品の値段、海外への出し方。どれも急いで答えが出るものではなく、ひとりで考えるほど堂々巡りになりがちです。
2. どう考え、どう動くか
考えごとは、頭の中に置いたままだと大きく見えます。まずは次の順で、紙に書き出してみてください。
- 気になっていることを、思いつく順にそのまま書く
- 「自分で決められること」と「誰かに聞けば進むこと」に分ける
- 聞けば進むことの横に、聞く相手の候補を書く
- 今週中に連絡する相手を、ひとりだけ決める
日本の農村には、作業を順に助け合う「結(ゆい)」という慣行がありました。ひとりで抱えず、手を出し合って回す考え方は、いまの仕事の悩みにも当てはまります。
3. 富結 TOMIYUIの立場
富結(とみゆい)TOMIYUIは、日本の作り手と海外の顧客を結ぶ、加盟型の仕組みです。作品は預けず、前もっていただく費用もありません。作品が売れたときに、売上から決済手数料を除いた額の七割をお戻しします。
運営の15%は、撮影、物語の執筆と翻訳、EC運営、国際物流といった実務に充てます。共栄基金の15%は、販売の支え、後継者の育成、担い手様の協業などに使います。
海外への出し方に迷っている方が、まず話を聞いてみる。その入口として、ご相談をお受けしています。加盟を急かすことはありません。
4. よくある質問(FAQ)
Q. 雨の日の空き時間を、販路の相談に使ってもいいですか。
はい。手が空く日は、考えを書き出して相談先を決めるのに向いています。急いで答えを出す必要はありません。
Q. 海外への出し方がわからなくても、相談できますか。
できます。まだ決まっていないことを整理するところから、一緒に話をします。
Q. 富結 TOMIYUIに加盟すると、先に費用がかかりますか。
前もっていただく費用はありません。作品が売れたときに、売上から決済手数料を除いた額の七割をお戻しします。
