「自分の仕事をどう見せればいいか分からない」「撮影までお願いされるとは思わなかった」——加盟をご検討いただく担い手様から、よくこうした声を伺います。この記事では、なぜ富結 TOMIYUIが撮影・取材へのご協力をお願いしているのか、その費用は誰が負担するのかをご説明します。結論からお伝えすると、撮影と物語の翻訳(日英)の費用は運営費15%にすでに含まれており、担い手様にお願いするのは「無理のない範囲でのご協力」だけです。
1. いま何が起きているか
日本の伝統工芸・地方産業では、担い手の減少とともに、技術そのものだけでなく「その技術をどう伝えるか」という発信力の不足も課題になっています。海外の顧客は、作品の美しさだけでなく、その背景にある物語や作り手の姿勢を含めて価値を見出す傾向があります。しかし質の高い写真の撮影や英語での紹介文の作成には専門的な技術が必要で、日々の制作に追われる担い手様が個人で対応するのは容易ではありません。時間や機材、語学力のいずれかが壁となり、海外市場に届く前段階でつまずくケースが少なくありません。
富結 TOMIYUIへの加盟では、この撮影・取材へのご協力をお願いしていますが、その目的と費用負担の仕組みが十分に伝わっていないという声がありました。
2. どう考え、どう動くか
撮影・取材へのご協力は、次のように進みます。
- 撮影:運営が工房やお手元にお伺いし、作品・工程を撮影します(担い手様の負担は日程調整のみ)
- 物語の言語化:制作の背景や思いを伺い、日本語・英語で文章化します
- 費用:撮影・執筆・翻訳の費用は、運営費15%の中にすでに含まれており、別途ご請求することはありません
- ご協力の範囲:「特段の理由がない限りご協力をお願いする」という形で、無理のない範囲での実施を前提としています
- 頻度・方法:出品のタイミングや作品の入れ替わりに応じて、担い手様の状況に合わせて調整します
- 素材の活用:撮影で得た素材は、SNS・オウンドメディア・EC商品ページなど複数の場面で活用します
この分担により、担い手様は制作に集中したまま、発信の負担を運営と分かち合うことができます。
3. 富結 TOMIYUIの立場
私たちは、作品の物語を海外へ届けることを担い手様おひとりの作業にしないための仕組みとして、加盟スキームを設計しています。富結 TOMIYUIは、撮影・翻訳・EC運営・国際物流を運営15%の実務として位置づけています。共栄基金(15%)とは別の枠組みであり、加盟いただいた時点から標準で提供する機能です。撮影・取材へのご協力は、共に作品を正しく届けるためのお願いとして位置づけています。
4. よくある質問(FAQ)
Q1. 撮影は必ず対応しなければなりませんか?
A1. 「特段の理由がない限りご協力をお願いする」という形です。日程調整のうえ、無理のない範囲で進めます。
Q2. 撮影・翻訳の費用は別途かかりますか?
A2. かかりません。撮影・物語の執筆と翻訳(日英)の費用は、運営費15%にすでに含まれています。
Q3. 顔を撮られるのが苦手なのですが大丈夫ですか?
A3. 手元や道具、作品そのものを中心とした撮影が多く、必ずしも顔を写す必要はありません。
Q4. 撮影はどのくらいの頻度でお願いされますか?
A4. 決まった頻度はなく、出品のタイミングや作品の入れ替わりに応じて、無理のない範囲でご相談しながら進めます。
