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虫が戸をふさぐ頃、竹を伐る——蟄虫坏戸と、竹の担い手の仕込み

2026年10月14日 ・ 株式会社ANDROMEDA JAPAN ・ 文化・暦
伐り出した竹を割る手元

TL;DR(3行要約)

七十二候は、9月28日ごろから「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」に入りました。地中で冬を越す虫たちが、土にもぐって巣穴の戸をふさぐ頃を表す言葉です。この季節は、竹を扱う担い手にとっても、一年の仕込みが動き出す時期にあたります。富結(とみゆい)TOMIYUIが担い手の現場から伝えたい、暦と技術の関係について書きます。

1. 竹を切る季節は、注文ではなく暦が決める

竹は、秋から冬にかけて成長がゆるやかになり、内部の水分が減るとされています。この時期に伐った竹は、虫がつきにくく、割れにくいと言われます。そのため、竹を材にする工芸では、伐採の時期を秋から冬に置く担い手が少なくありません。伐った竹は、乾かし、油を抜き、割って薄く細いひごに整えるといった工程を経て、はじめて作品の材料になります。注文が入ってから慌てて切れるものではなく、暦に合わせて先に用意しておく材です。

2. なぜ今、この話をするのか

海外の顧客に工芸品を紹介するとき、説明は「美しい」「伝統的」で止まりがちです。しかし現場では、作品に触れる前の段階、つまり材を選び、季節を待ち、整えるという仕事が長く続いています。この見えにくい時間を知らずに完成品だけを見ると、価格や希少性の理由は伝わりません。作品が売れるより前から始まっている仕事があることを、まず知っていただきたいと考えています。

3. 富結 TOMIYUIの立場

富結 TOMIYUIは、こうした季節と技術の背景を、作品の物語として海外の顧客に届ける役割を担っています。担い手様が材を整え、作ることに使う時間を守るため、撮影・物語の執筆と翻訳(日英)・EC運営・国際物流は運営が実務として担います。前もっていただく費用はなく、作品が売れたそのときに売上の七割をお戻しする仕組みです。売れないかぎり、費用はいただきません。

4. よくある質問(FAQ)

Q1. 「蟄虫坏戸」はいつ頃の暦ですか?

七十二候の第四十七候で、例年9月28日ごろから10月2日ごろにあたります。虫が土にもぐり、巣穴の戸をふさぐ頃という意味です。

Q2. 竹はいつ切るのがよいのですか?

一般に、秋から冬にかけてが適期とされています。この時期の竹は水分が少なく、虫がつきにくく割れにくいと言われます。ただし、産地や用途、担い手によって考え方や手順には幅があります。

Q3. この記事は特定の工房や産地の話ですか?

いいえ。特定の担い手・工房・産地を指すものではなく、一般的な傾向として書いています。

Q4. 富結 TOMIYUIに加盟すると、費用はかかりますか?

前払いの費用はありません。作品が売れたときに売上の七割をお戻しする、完全成功報酬の仕組みです。

Q5. 関心がありますが、まず何をすればよいですか?

加盟案内ページからお問い合わせください。ご状況を伺った上で、次のご案内をいたします。

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